やっと風タクをクリアしました!!遅い!
子どものころは没頭すればゲームなんて何時間でもできたけど、大人になるとそうはいきませんでしたね…
眼精疲労だったり頭痛だったりで画面を見るのも嫌になる日々、のおかげでクリアがここまで遅くなりました(_ _)
言葉にするのが難しいんですけど、いろんな感情を引きずったまま風タク感想を書いておこうと思ったので、とりあえず思いつくままに羅列していきます!
※ネタバレ注意
ガノンドロフが絡む場面では哀愁に満ちていて、それ以外はゼルダの中ではわりと明るめな世界観だったなというのが結構印象強いです。
グラフィックのタッチがトゥーンレンダリングということもあるんでしょうけど、大海原の移動や島での行動、ダンジョン攻略なんかはいい意味(?)で(ゼルダの中では)奇抜な明るさ、というか……語彙力がないので表現しづらい感覚なんですが;
それが、ガノン城に入ると急になりを潜めて。
ガノン城を進んでいけばいくほど、これまでのポジティブな要素が削り落とされていく感じがしました。
悪役のアジトに乗り込んでポジティブ要素ばっかりだったらがっかりしちゃいますけどね(笑)
なんていうのかなー……時オカのガノン城ほどおどろおどろしい雰囲気ではなかったですね。
湿った感じはすごい強いわけじゃないんだけど、どんよりとした暗さの立ち込めるダンジョンだなと。特に迷いの部屋(ファントムガノンが出てくるところ)とか。
そしてガノンドロフがリンクにやさしい!(笑)
だってこんな石碑を置いておくんですよ、この時点ですでにリンクのこと歓迎してるじゃん!
歴代の中で一番やさしいんじゃないですかね。
ちょっとこれは検証してみたいですね、各時代のガノンドロフの優しさ度(笑)
クグツガノンには手こずりました(@_@)
よわっちぃプレーヤーなので、クモとヘビに大苦戦!!
「こんなのタイミング合わなきゃ永遠に攻撃できないじゃん!」とブチブチ言いながらなんとか撃破……おばあちゃんのスープにめちゃくちゃ助けられました。
そして赤いロープをよじ登ってガノンドロフとゼルダのもとに行くわけですが……
「悪いやつをやっつけに行くぞー!」という血気盛んな感じではなく、ただただ粛々と進んでいく雰囲気は新鮮な感じがしました。
最終決戦に挑むのに、ものすごく落ち着いている。
その理由はフックショットで上った先から”光”が差し込んでいたからかな、と。それ以外にも理由はあると思うんですけど、敵対している本拠地のボス部屋から光ってなかなか見ない光景ですよね。
いよいよガノンドロフとの対峙。
風タクガノンドロフの一番の特徴は、通常の顔が歴代一穏やかなところだと思います。
話し方も所作も落ち着いていますよね、平常時は。
時オカからだいぶ年を取ってますもんね。チンピラ風から悪いオジサマへ。
バトルを終えて一連のムービーを見て、ガノンドロフに感情移入せずにはいられませんでした。
特に印象深いこのシーン。
哀愁漂いまくりです。愁いを帯びた横顔。ガノンドロフがこんな顔をするなんて。
風タクのガノンドロフは一番人間味溢れてますよね。
考えてみると戦い方も一番アナログで、光弾ラリーとか魔法弾とかやってこなかったですもんね…?(記憶違いだったら申し訳ない)
張り手するか剣でけしかけてくるだけなんですよ。それがものすごく新鮮で、かつ違和感がありました。
それについてダラダラと書いてたんですけど、「これは感想っていうより妄想ダダ漏れの考察に近いかな」と思ったので端折ります^^;
改めてまとめて記事にしたいです。
とにかく、風タクガノンドロフは人間臭くて哀愁漂ってる切ないオジサマだな、と。悪役面してるけど憎めないんだよね。
ガノンドロフもハイラル王も、ハイラルに執着している(王曰く「ハイラルにとらわれていた」。)とありますが、当たり前ですよね。
王にとっては自分の国。生まれ育った故郷。愛する民がいた何にも代えがたい場所。
ガノンドロフにとっては自分が封印された土地。時を越えてなお繁栄を続ける、忌々しい王族がいる敵地。そのハイラルの傍らには、かつての生まれ故郷のゲルド砂漠があった。
正反対の感情にせよ思い入れはかなり深いわけですから、2人の過去・ハイラルへの執念は当然の物だと思いました。
その2人が、ハイラルの地とともに海の底へ沈んでいく……
とても感慨深いシーンでした。
未来を担うリンクとゼルダに、次の大陸はお前たちの国だと言って背を押すハイラル王の優しさはジーンときました。
時の勇者の生まれ変わりと、”ゼルダ”の名を受け継ぐテトラを見て、ハイラル王は何を思って海に沈んでいったんでしょうね……考えると胸がざわざわします。
取り留めもなく書いていたらやっぱり長くなってしまいましたが、本当に言葉にするには難しい感情ばかりが渦巻いています。
特にガノンドロフのことをあれこれ考えるだけで…切なくなってくる……
でも、明るいところは本当に明るく、楽しく、面白いゲームでした!
次は念願のブレワイをプレイしますが、また時間を作って2周目プレイをぜひともしたいです!